A: 正しいとかはあまり関係ありません。自分の考えを伝える前に、まず自分が相手の話に聞く耳を持とう!
私は大学生3年生の頃、ゼミ長をやっていました。私は小さい頃から引っ込み思案で、今まで一度もリーダーやキャプテンのようなことはやったことがありませんでした。何か自分を変えたいという思いから、ゼミ長には自分から立候補しました。
私の所属するゼミは、他のゼミから見ても結構ガチでした。
経営を学ぶゼミに所属していたのですが、年に数回あるビジネスプランコンテストや、勉強会を兼ねたゼミ合宿、他大学との合同ゼミなど、何かしらの催しが毎週ありました。
ゼミのメンバは15名+少々気難しい先生。
毎週行われる様々なイベントで、私はゼミ長として様々な個性のメンバをまとめようと躍起でした。
私はゼミ長として、ゼミ長らしい発言をしようと率先して意見を述べます。
でも残念なことに私の意見は大体通りません。私の意見を踏み台にして、議論が盛り上がるのがお決まりのパターンでした。
それが悔しくて、「いやいや、それは違うんじゃないかな。」「それはこうじゃないかな。」と議論を変えます。そうすると明らかに雰囲気が悪くなるのがわかります。
それは入社してからも変わりませんでした。
私の周囲からの印象は、「発言はするが、的外れなことを言うやつ」です。
私が発言すると、だいたい皆さんをポカーンとさせるか、困らせます。
そんな私を変えたのが「傾聴」という言葉です。
傾聴は、字の通り人の言うことを傾きながら聴くということです。
傾聴の時に大切なことが3点あります。
受容、共感、自己一致です。
簡単に言うと、相手を話しを受け容れて、共感を示し、その発言の意図や背景まで自分の腑に落ちるところまで理解する。ということです。
正直、発言大好きマンの私がこれを理解して、実践できるまで、非常に時間がかかりました。
何度もトレーニングをしました。ロープレといって相談相手の話しをひたすら興味を持って、聴くということを繰り返しました。共感を示すには、うなずきや声のトーン、相槌など様々な聴く姿勢が重要になります。
この傾聴を繰り返すことで生まれるものがあります。
それは相手に興味が生まれることで、相手に対してさまざまなことを知りたいと思う気持ちです。
私は傾聴を繰り返すことで、聴く姿勢はもとより、相手のことや相手の話すことに対して、「なぜそう思うのだろうか?」「そう思う背景はなんなんだろう?」など興味をもって考えられるようになり、上手な質問ができるようになりました。
そうすることで変化があります。
自分の発言ゴリ押しはなくなります。そして相手の真意を汲み取ることが上手になり、真意を汲み取った上で発言ができるようになりました。
そうすると相手に怖いほど伝わるし刺さります。結果、コミュニケーションが上手になります。
相手に伝えるとなると、どうしても「伝えること」にフォーカスがあたりますが、実は伝える人が上手い人は、何より「聴くこと」に長けています。これは伝えることが上手な人を観察するとわかると思います。
まずは自分の伝え方に悩む前に、自分の「聴き方」を見直してみましょう。
この「聴く」ができるようになれば、あなたのコミュニケーションが確実に変わります。これは、大学生の頃の私に確実に伝えたいことの1つです。
その上で議論に強くなるコツについては、またの記事でお伝えをしようと思います。
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